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【隔年 2月上旬開催】しあわせを呼ぶ奇祭「木浦すみつけ祭り」
宇目 伝統 地域催事
佐伯市宇目の山里に、賑わいの歓喜がこだまします

隔年開催で、本年2月中旬に開催予定となっておりました「木浦すみつけ祭り」は、

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、地元地区の判断により中止となりましたのでお知らせします。

ご参加をご検討いただいていた皆様には、ご迷惑をおかけすることとなり大変申し訳ございません。

何とぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

木浦すみつけ祭り

2年に1度開催される、笑いの絶えない幸せを呼ぶ奇祭

かつて全国屈指の銀山として栄えた山里に、およそ400年前から伝わる行事です。 2年に 1度開催される奇祭で、古くは「山上がり祭り」と呼ばれていました。1600年ごろに始まったとされ、旧暦の正月11日、鉱山の守り神「山ん神」に安全を祈願します。

落盤事故があった時に、家で墨をつけて遊んでいて助かった若い男性が真っ黒だったことから、鉱山の安全を願って墨をつけるようになったという説があります。

すみつけ祭りでは、輪切りにした大根に墨をつけ、誰彼かまわず顔に塗ります。顔についた墨が多いほど縁起が良いとされ、参加者たちは「ひとつ祝わせちょくれ」などと声をかけながら、大根を使って互いの顔に墨を塗り合います。

境内には地区の若者が長さ 5mもの竹に、約1,500枚の飾り紙を付けたご神体「大幣(おおべい)」を飾り、荒神による舞を先頭として地区の中を練り歩く際には「大幣」を担いで回ります。各戸を厄払いする荒神は、打ち鳴らす太鼓にのって家の中と外で舞い、家の人は酒やご馳走で一行をおもてなしする風習です。

火の神様 荒神の赤い面や衣装は、木浦鉱山で産出していたスズの紅色鉱の多産を願ってとのこと。山神社を出た荒神一行が地区の厄払いを終え、同地区の熊野神社の鳥居に大幣を立てたら、すみつけ祭りは終了します。

 

木浦すみつけ祭り

  • 日 時: 隔年 2月上旬 9:30 - 15:00
  • 場 所:大分県佐伯市宇目木浦鉱山 山神社境内(木浦鉱山郵便局の近く)
  • 注 意: 汚れても大丈夫な服装でおこしください

催行内容

  • 神 事(主催者挨拶・来賓挨拶・花餅まき・鏡割り)
  • 芸能披露(宇目の唄げんか・ユリ唄・フイゴ唄・セットウ唄)
  • 荒神舞(山神社から3人の荒神が舞い降ります)
  • すみつけ(境内にて)
  • 地区内練り歩きですみつけ(区内の各戸を荒神が厄払い)
お知らせ
  • 会場内において「しょうが湯」、「ぜんざい」の振る舞いなどの無料接待などがあります。
  • 当日は道路の混雑が予想されます。一方通行などの規制がありますのでご理解ください。
  • 駐車場は旧木浦小学校のグランドのほか、集落から離れたところにも臨時駐車場があります。
  • 汚れても大丈夫な服装でおこしください

 

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基本情報

佐伯市宇目木浦鉱山区 山神社(さんじんしゃ):
所在地:〒879-3401 大分県佐伯市宇目木浦鉱山104
祭 神: 大山津見神(オオヤマツミノカミ)

お問い合わせ先

佐伯市宇目振興局 TEL:0972-52-1111

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